愛知銀行と中京銀行が一緒になったら何銀行になると思う?

愛知銀行本店

名古屋に本店を置く第二地銀である愛知銀行と中京銀行が、経営統合に向けて準備を進めているというニュースがありましたが、ここで気になるのは新しい銀行の名称です。最近では三重県の三重銀行と第三銀行が一緒にになって「三十三銀行」になっています。私はこの名前について、2017年(平成29年)1月に予想したところ、見事的中しました。その実績から予想してみます。

地域名の銀行にするのなら

本命はやっぱり「東海銀行」ではないでしょうか。かつて名古屋に本店を置き全国に展開していた都市銀行である「東海銀行」は圧倒的な存在感を誇っていました。三和銀行と合併してUFJ銀行になったあとも、「東海銀行よ再び」という声が名古屋財界から上がり、中京銀行を第二東海銀行化しようという話が報じられたほどです。

とはいえ、実際には難しいかもですね。無くなったとはいえ東海銀行は2002年(平成14年)まで存在していたわけですし、後継銀行である三菱UFJ銀行が商標をまだ持っていたりして?じゃあ「新東海銀行」いや「シン東海銀行」でどうでしょう。

数字+銀行がトレンドじゃない?

では、少し前に誕生した「三十三銀行」の線はどうでしょうか。岐阜県には「十六銀行」、三重県には「百五銀行」があります。これらはもともと国立銀行であったことからその番号がついているわけですが、数字+銀行にはすっかりなじんでいますからね。それを受けての三十三銀行誕生になったのでしょうから。

そこで、新銀行は「七百五十八銀行」でどうでしょう。」「758」は名古屋らしい数字ですよね。中京銀行の母体にはもともと名古屋信用金庫もありますからね。

でも、「名古屋銀行」が怒るかな。そしたら名古屋市といえば丸八ですから「第八銀行」で。

歴史的経緯から

では愛知銀行と中京銀行の歴史的な経緯から見ていきましょう。中京銀行は三重県を発祥とする相互銀行が名古屋市に移転した上で名古屋信用金庫と合併しているわけですが、名前は「中京」です。中京とは名古屋市の異称であり、まんなかの都という意味ですから「まんなか」がアイデンティティなわけですよね。

一方の愛知銀行はかつて「中央相互銀行」でした。」相互銀行は中小企業を顧客対象としていた銀行で、普通銀行がCMを流せなかった一方で、相互銀行はCMを流すことができた時代がありました。そんな相互銀行も普通銀行へと転換されます。

名古屋相互銀行は名古屋銀行に、中京相互銀行は中京銀行に、第三相互銀行は第三銀行になったのですが、中央相互銀行は中央銀行に…なれなかったのです。中央銀行というのは「国の金融システムの中核となる銀行」という意味があり、日本銀行をさすためです。そのため「愛知銀行」と行名を変えたのです。でももともとは中央なのです。

元を辿れば中央相互銀行と中京相互銀行の合併名わけです。中央がダメならセントラルでいいじゃない。「セントラル銀行」はどうでしょう。

現実的には…

現実的には、対等合併であったとしても規模的には愛知銀行が中京銀行を飲み込むカタチになるでしょうから、「一宮信金」が合併して「いちい信金」になって「いちしん」という略称を維持したように、合併後も「愛銀」となるような銀行名にするかもしれませんね。

これだけ書いておけばきっとどれか当たるよね!

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました