北陸の味のはずなのに…子どもの頃に食べた手羽先の味がしました

金澤大野醤油使用・国産鶏の手羽先唐揚げ（アルビス美濃加茂店）

北陸の味が楽しめるスーパー「アルビス」で、手羽先を買ってきました。手羽先と言えば名古屋の名物でもありますし、北陸だと味が違うのではないか？という気もしたのですが、「醤油推しの手羽先」というところにちょっと直感があったのです。

売られていたのは「金澤大野醤油使用・国産鶏の手羽先唐揚げ」。アルビス自慢の逸品として「こだわりの甘辛醤油ダレ」がアピールポイントになっています。

名古屋の手羽先の「辛さ」は胡椒なのですけれども、これは醤油が売り。金澤大野醤油はどんな味わいなんだろうと思ったら。

一口食べて直感は正解だったと実感しました。これ、小さい頃に食べていた手羽先の味です。とはいえそれは北陸ではありません。愛知に古くからあるスーパーのあの味がしたのです。

不思議なものですね。よそからやってきたスーパーなのに、なつかしい地場のスーパーの味がする。

しかも国産鶏の鶏のうまさがじんわり。あの名古屋の名物となっている手羽先とはまったくの別物ですが、かつては名古屋でも、日常的にはこういう手羽先が広く食べられていた気がします。

かつて子どもの頃、日曜の夕方にウイスキーの水割り片手に父親が食べていた手羽先唐揚げの味がしました。

大野醤油醸造協業組合